今週の管理人さんは……
福本岳史さん(第2回)
【ゲームあるある】【歴史大喜利】【Siriとしゃべろう!】などネタ系コミュニティを運営する放送作家の福本岳史さんをお迎えしての第二弾。今回は、福本さんが放送作家デビューするまでの険しい道のりを語っていただきました。
放送作家にオレはなる!?
福本岳史さん
イザベラ永野

イザベラ永野:そもそもなんですが放送作家ってどうやってなるんですか? ライターは資格もいらないし本人が「ライターです」って言えばその日からなれちゃうんですけど……。

福本岳史

福本岳史:放送作家の専門学校ありますし、ひと昔まえだとベテランの放送作家の先生に弟子入りという方法もありますよね。

イザベラ永野

イザベラ永野:なるほど。福本さんは昔、無名時代の「ますだおかだ」のブレーンみたいなことやっていたんですってね? どうやって知り合ったのですか?

福本岳史

福本岳史:大学生のころ演芸場に出入りしていたんですけど、そこにまだ若手のますだおかださんが出演されていたんです。だんだんしゃべるようになって、ブレーンみたいなことやってたんです。

イザベラ永野

イザベラ永野:そうなんですか!

福本岳史

福本岳史:彼らが東京でライブをやることになったとき、そのライブが見たくて、僕ヒッチハイクで東京まで行ったんですよ。大阪の吹田からひとりで……。

イザベラ永野

イザベラ永野:ええっ! 学生でブレーンなのもすごいし、そのブレーンがヒッチハイクって……。

福本岳史

福本岳史:はい(笑)。サービスエリアでかたっぱしからトラックのドライバーの人に声かけて 、千葉まで行くって言うトラックに乗せてもらって……どうにか銀座の劇場にたどりついてライブ観たんです。

イザベラ永野

イザベラ永野:さらっと振り返りましたけど、たいへんだったでしょう。

福本岳史

福本岳史:そうですけど、なりふり構わなかったですね。それで、そのライブの打ち上げのときにおかださんがTBSラジオのディレクターを紹介してくれたんですよね。「キミなにやってんの?」「へぇ、作家目指してるんだ?」みたいなことを聞かれて、「じゃあまた東京に来ることがあったらウチにおいでよ」って流れになって、2回目の上京からその人の自宅に泊めてもらうようになったんです。

イザベラ永野

イザベラ永野:そのディレクターもよく泊めたな! よく知らないおじさんの家に泊まる福本さんもすごいけど(笑)。それでそのまま居着いちゃったんですか?

福本岳史

福本岳史:いえ。僕はそもそも上京するつもりはなかったんですよ。まだ大学生でしたし。でも、あるとき大阪のテレビ局の偉い人に「その企画おもしろくないのでやりたくありません!」なんて言って怒らせてしまって……。

イザベラ永野

イザベラ永野:わぁっ!言っちゃいましたかー(笑)。

福本岳史

福本岳史:はい(苦笑)。それでその方に「非常に腹が立ったから3ヵ月間はオレの前に顔を出すな!」って言われて。

イザベラ永野

イザベラ永野:「二度と」じゃなくて「3ヵ月」で切ってくれたんですか(笑)。そのお偉いさんやさしいですね。

福本岳史

福本岳史:なのに僕ときたら、当時20歳の馬鹿な若造だったのもので、「ってことは顔を出さなきゃいいんだな」って額面通りにとっちゃって。その会社に行くときに正面玄関から入らずに横の入り口から入っていたっていう……。

イザベラ永野

イザベラ永野:わはは!(爆笑) ある意味素直っ

福本岳史

福本岳史:で、3ヵ月経ったときにその方に「おまえは出入り禁止だって言ったのに、その後もたびたびうちの会社に来てたのはどういうつもりだったんだ?」と言われて初めて「自分出禁だった」のか!」って理解しまして。

イザベラ永野

イザベラ永野:福本さんサイコーです! それでちょ~っと気まずくなって、なんとなく上京する流れに?

福本岳史

福本岳史:そうですね、それ以外にもラッキーが続いたんです。実績もないのに2時間番組の台本を書く仕事をいただけたりしてとんとん拍子で上京することになったんですよね。

福本岳史さん
23歳当時のお仕事中の福本さん。若い! けどすでに貫禄。
イザベラ永野

イザベラ永野:それが何歳くらいですか?

福本岳史

福本岳史:大学4年の7月ですね。

イザベラ永野

イザベラ永野:すごいですね。東京は物価が高いし、家賃たいへんだったでしょう?

福本岳史

福本岳史:それが、やっぱり仕事関係の知り合いのつてで……めっちゃくちゃ安い家賃で広い部屋を借りられることになりまして。

イザベラ永野

イザベラ永野:まあ! とにかくラッキーだったんですね。

福本岳史

福本岳史:そんなこんなで、ろくな稼ぎもないくせに、東京でなんとなく放送作家デビューすることなったんです。ほんとに偶然というかとにかくラッキーでしたよね。

イザベラ永野

イザベラ永野:ラッキーっていっても、人間的な魅力とか「こいつを助けてあげたい」とまわりに思わせる魅力が福本さんにあったんですよ。

福本岳史

福本岳史:どうなんですかねえ……。出てきたはいいけど、貧乏だったし、上京して3週間はおごってもらってばっかりでしたけど(笑)。いつも焼き肉とかうまいものごちそうになってましたね~。

イザベラ永野

イザベラ永野:いつも焼き肉! バブルの香りがする話ですね(笑)。

福本岳史

福本岳史:ああそうですね。バブルは終わってましたけどまだその残り香みたいなものがあった時代ですね。

学生時代、とんとん拍子に放送作家デビューを果たしてしまった福本さん。次回はデビュー後の作家生活の意外な仕事や苦労話についてお話をうかがいます。ラッキーボーイふくぽんの運命やいかに!?
   
福本岳史さんのおもな管理コミュニティ
【歴史大喜利】
管理人の福本さんがお題を出し、参加者がネタを投稿するスタイルの参加型コミュです。次々出されるお題がすでに面白かったりしますが、 「みなさんお気軽に投稿してくださいね」とのこと、ボケてボケてボケ倒せ! 
【ゲームあるある】
ゲームに特化したあるあるコーナー。アーケード版、家庭用ゲームのトピックがありますが、昨今はオンラインゲーム系のネタがいっぱいありそうなので、みなさんの体験談やあるあるネタをお待ちしてます!
福本 岳史(ふくもと たけし)さん
プロフィール
ラジオを中心に活躍する放送作家。NHKラジオ第1にて毎週土曜夜9時からの『wktkラヂオ学園』などを担当。1973年8月18日大阪生まれの獅子座、O型。現在の体重は99キロ!